【洋楽歌詞和訳】5 Seconds of Summer / Amnesia
今回ご紹介する曲は5 Seconds of Summer(5sos)のAmnesia という曲です。
5sosって日本での知名度はどのくらいなんでしょうか。おそらくYoung Blood をきっかけに知った方も多いのではないかと思います。
彼らはオーストラリア出身の4人組のポッポロックバンドで、2011年にメジャーデビューを果たしたのですが、驚くのはなんとYoutubeからメジャーデビューを果たしたという異例の経歴の持ち主だということです。
そして彼らが世界的に有名になったきっかけのひとつに2013年に行われたワンダイレクションのツアーの前座として出演したことも大きな要因となっているかと思います。
そして彼らは日本のロックバンド"ONE OK ROCK"とも仲がいいようで、2017年には
"Take What you Want"というコラボ曲もリリースしています。この曲はワンオクロックのアルバム"Ambitions"に収録されているのでぜひ一度聞いてみてはいかがでしょうか。(日本では車のcmで使われていたことがあるので知っている方もいらっしゃると思います。)
そして今回ご紹介するAmnesiaという曲は2014年にリリースされ、同年にティーン・チョイス・アワード 音楽部門 失恋ソング賞を受賞されています。
個人的にも5SOSの曲の中ではこの曲が一番好きです。(Amnesiaとは記憶喪失といった意味です)
●(MV) Amnesia / 5 Secondas of Summer
I drove by all the places
車を走らせて全部の場所を回ったんだ
we used to hang out getting wasted
僕らが良く呑んでいた場所をね
I thought about our last kiss
最後のキスについて思い出していた
how it felt the way you tasted
どんな感じだったのか
And even though your friends tell me you're doing fine
君の友達から君は元気だって聞いてるよ
Are you somewhere feeling lonely
彼氏がそばにいたとしても
even though he's right beside you?
心のどこかで孤独を感じないかい?
When he says those words that hurt you
彼が君を傷つける度に
do you read the ones I wrote you?
僕が渡した手紙を読んでたりしないかい?
Sometimes I start to wonder,
時々気になるんだ
was it just a lie?
あれはただの嘘だったのか
If what we had was real,
もしあれが本当だったんなら
how could you be fine?
君はどうしてそんなに大丈夫なんだい?
Cause I'm not fine at all
僕は全く大丈夫なんかじゃないよ
I remember the day you told me you were leaving
君が僕に別れを告げた日のことを覚えてる
I remember the make-up running down your face
君のメイクが涙で崩れてたのも覚えているよ
And the dreams you left behind you didn't need them
そして君が必要ないといった君の夢も
Like every single wish we ever made
ぼくらが願った小さなことさえも
I wish that I could wake up with amnesia
記憶を失った状態で朝起きられたらいいのに
And forget about the stupid little things
そしたらくだらない些細な事を忘れられるのに
Like the way it felt to fall asleep next to you
君の隣で寝落ちしたこととかも
And the memories I never can escape
でもそんな思い出からは逃れられない
Cause I'm not fine at all
だって僕は全く大丈夫じゃないんだから
The pictures that you sent me
君が僕に送ってくれた写真
they're still living in my phone
まだ僕の携帯の中に残ってるよ
I'll admit I like to see them,
それらを未だに眺めていることも認めるよ
I'll admit I feel alone
寂しいって認めるよ
And all my friends keep asking why I'm not around
僕の友達みんなが聞くんだ。なぜ彼女と一緒にいないのかって
It hurts to know you're happy,
君が幸せに暮らしてるって聞くのがつらいんだ
yeah, it hurts that you've moved on
君が前に進もうとしていることがつらいよ
It's hard to hear your name
君の名前を聞くのでさえ辛いんだ
when I haven't seen you in so long
君をしばらく見ていないのにね
It's like we never happened,
なんだかまるで僕らの間には何も起きていなかったみたいだ
was it just a lie?
あれはただの嘘だったのかい?
If what we had was real,
もしあれが本当なら
how could you be fine?
どうして君は丈夫でいられるんだ?
Cause I'm not fine at all
だって僕は全く大丈夫じゃないんだから
If today I woke up with you right beside me
もし今日君の隣で目覚めたら
Like all of this was just some twisted dream
例えば今までのこと全てがただねじれた悪夢だったみたいに
I'd hold you closer than I ever did before
君を今までにないくらい強く抱きしめるよ
And you'd never slip away
君が僕から離れないように
And you'd never hear me say
君が僕からこんな言葉を聞かないようにね
No, I'm really not fine at all
いや、ぼくは全然平気じゃないんだ
Tell me this is just a dream
これはただの夢だって言ってくれ
Cause I'm really not fine at all
だって僕は全然平気じゃないから
とても切ない失恋ソングですね。またいっそ記憶喪失になって全て忘れてしまいたいという表現がなんともユニークでおもしろいなと思いました。
邦楽と違って洋楽の面白いひとつの点に失恋ソングによく見受けられるのが、去っていかれた側の視点で曲を書かれるのが多いような気がします。そこが文化の違いを感じていいです。
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